2017年近畿ベンチプレス選手権大会

2017年7月9日に堺市立大浜体育館小体育室で開催されます

第29回近畿ベンチプレス選手権大会

第22回近畿クラシックベンチプレス選手権大会

の要項、申込書を掲載しました。

なお、本大会は日本記録が公認されますので近畿圏外の方も奮ってご参加下さい!!

2017年度大阪府競技会情報

 

デッドリフトの判定について

デッドリフトの試技の流れについて

デッドリフトはスクワットやベンチプレスのような審判のコール(スクワットまたはスタート)がありません。

バーイズローデッドがかかり1分間の持ち時間を与えられますと完全に自身の好きなタイミングで引き始めることが出来ます。

そのため、選手によっては引くまでの演出が長いのもデッドリフトの特徴です。

引き切りますと審判は「ダウン」のコールをかけます。

このダウンのコールをしっかりと聞いてからバーベルをコントロールしながら地面に置いて下さい。

コールの前に降ろしたり、コールを聞いてから手を放して落下させる、バランスを崩しながらバーベルを地面に置いてしまうと失敗となります。

デッドリフトで失敗した時のナンバーカードについて

1番(赤)について

1番はフィニッシュ付近の失敗です。

具体的には、

肩がかえっていない

膝が曲がっている

というフィニッシュの姿勢として求められている基準を満たしていない時に判定されます。

肩のかえりについて

デッドリフトの試技の映像を見たことがある方はご存知ですが、デッドリフトのフィニッシュは若干後に反っています。

ルール上は直立姿勢がフィニッシュとされます。

ちょうどアイキャッチ画像のリビック選手のデッドリフト画像が直立姿勢のお手本です。

では、反るべきか反らないべきか?

結論から言いますと、若干反った方が良いです。(お手本画像には反しますが)

デッドリフトは身体の中心よりも重量物(バーベル)が前方にあります。

直立姿勢ですと重量物だけが前方にあることになります。これでは不安定でダウンのコールが遅い審判に当たりますとバランスを崩して倒れてしまうことがあります。

ほんの少しだけ身体を後ろ反らせることによってこの前方にある重量物と拮抗しやすくなります。

ポイントはほんの少しだけです。

反りすぎるとどうなるか?

膝が曲がりやすくなります。

ちゃんとフィニッシュをしたのに何で赤がついているんだと思われたことが無いでしょうか?

膝が曲がっているからです。

デッドリフトのフィニッシュは引ききって少しだけ後方に反る。これがポイントです。

2番(青)について

デッドリフトの2番の失敗は挙上中の原因による失敗です。

バーベルのさがり

スクワット、ベンチプレスと同様、挙上中にバーがいったん下がってしまうと失敗です。

バーベルをあおって挙げる

これは厳密にはバーベルのさがりと同じです。あおる瞬間に若干、バーベルが下がってしまいます。

あおって挙げる方はデッドリフトをファーストプル+セカンドプルの意識で挙げられています。

これは完全に間違いでデッドリフトは一挙動の意識で引かないとあおり挙げになり、成功試技になる確率が低くなります。

バーベルを大腿部に乗せながら挙げる

バーベルを大腿部に乗せて大腿部を壁のように使いながら挙げると失敗です。

重い重量になって粘って挙げるのと大腿部を利用して挙げる方法は見た目が全く異なります。

バーベルが下がっていないのに2番(青)が判定された場合は要注意です。

フォームを根本的に見直す必要があります。

3番(黄)について

3番はスクワット、ベンチプレスと同様、1番と2番以外の全ての失敗理由となります。

具体的には

足の位置が挙上中にずれてしまう

ダウンのコール無視

ダウンを聞いてからバーベルをコントロールせずに落とす

が挙げられます。

足の位置がずれることはよほど悪いプラットフォーム出ない限り発生しません。

3番はほとんどコール無視か、バランスを崩して倒れてしまったか、全く引けない失敗試技のいずれかになります。

デッドリフトの判定がバラつく理由

デッドリフトも主審と副審の位置によって見え方が変わるために判定がバラつく事があります。

しかしながら、それ以上に審判がデッドリフトの競技を行ったことがあるか否か、デッドリフトをトレーニングのルーティーンに取り入れているかどうかで大きく判定が変わります。

審判がデッドリフトを練習している?

パワーリフティングの特徴なのですが、選手が役員を兼ねる事が出来ます。審判もセッションが変われば選手として出場しています。

そして、選手には三種目を行うパワーリフターとベンチプレスだけを行うベンチプレッサーいます。

しっかりとデッドリフトの練習を行っているパワーリフター出身の審判であればどこでごまかしたか一目瞭然です。そのため、判定は厳しくなる傾向です。

反対に、ベンチプレッサー出身の審判ではそのあたりの塩梅が分からないため甘い判定になる傾向があります。(日本の審判は明確な失敗理由の分からない試技には白と判定することとなっているためです。)

審判の判定のバラつきについて

長くパワーリフティング競技をしていれば判定に救われることもあれば判定に泣くこともあります。

それらは相殺するのですが、どうしても人間は泣いた時の不公平感だけを覚えているものです。

実際には救われていることもあるのを忘れてはいけません。

残念ながら、ネット上で判定について異議を述べられている方のほとんどが審判未経験者です。

異議については見え方の違いについて考慮されていません。

責任を持たず引いた箇所からの見え方と責任を持って現場に座っての見え方は全く異なります。

これは実際に審判をやっていただければ分かります。それでもけしからん判定が多いと感じられる有志の方は是非大阪府パワーリフティング協会までお問い合わせ下さい。

審判資格取得講習会への参加を調整いたします。

アップロードされた動画は判定において全く参考になりません

ある視点から撮った動画の見え方と別の視点は見え方が異なります。

もっと悪いことに、動画は画質によってかなりコマ落ちします。

実際の現場では人間の目より高度な動画機材(ハイスピードカメラ等)で審判と同じ視点(位置と方向どちらも)から撮影されている方はいらっしゃいません。

従って、ネット上にアップロードされた動画を基準に判定について議論するのはナンセンスです。

まとめ

以上をもちましてパワーリフティング三種目の判定についての説明を終わります。

選手、審判を問わずまずは実践してみて下さい。

実践してみると今までとは異なった視点で競技を見ることが出来ます。

それでは明日の大阪パワー、頑張って下さい!

ベンチプレスの判定について

ベンチプレスの失敗した時のナンバーカードについて

ベンチプレスはパワーリフティング3種目の中でも最も失敗の判定となる根拠が多い種目です。

試合を見ていて番号が表示されているが一体何だろう?と、思われることでしょう。

失敗の判定には審判は一つだけ失敗理由を数字で表示しなければなりません。

ベンチプレスにおける失敗の数字は下記の通りです。

1番(赤) バーベルのシャフトがベルトにタッチする

2番(青) 挙上中にバーベルが一度下がる

3番(黄) 1番、2番以外の失敗全て

1番(赤)について

これはよほどベルトを高い位置に巻き、バーベルのシャフトをかなり意図的に腹側に降ろさない限り起こりえません。

実際には起こらなくなった失敗判定です。

少し前は腹ベンチと言いまして、バーベルのシャフトがみぞおちより下で身体にタッチすると失敗とされていました。

しかしながら、実際のタッチする場所ではなくバーベルのシャフトが斜めの起動を描いただけで腹ベンチと誤審する審判がいたため、判定があいまいでした。

そのため、腹ベンチは廃止されバーベルのシャフトがベルトにタッチしてしまった場合に失敗となりました。

もう一つ1番の反則項目があります。

バーベルが胸に着かない

フルギアのベンチシャツは反発力が強いので非常にキツいシャツとそのシャツに対して重くない重量で試技をした時に起こります。

いくらキツいシャツでもほとんどの選手はバーベルを無理にでも胸につけにいきます。そのため本当にまれで数年に一度くらいの頻度でしか起きません。

2番(青)について

バーベルのシャフトが挙上中に一旦下がってしまった場合は失敗です。ただし、多少の傾きは失敗となりません。

また、挙げ終わった時に肘が伸び切っていない場合も2番に該当します。

実はこの2番は皆様が考えている以上に判定が割れます。

主審は頭側から、副審は左右のおおよそ斜め45度の位置から試技を見ています。

審判の見る位置によって傾いているだけなのか下がってしまったのか見え方が変わってしまうためです。

バーベルが挙上中にラックに触れてしまった場合はどうなるのか?

バーベルが挙上中にラックに触れてしまった場合で失敗と判定されるのは下記の通りです。

バーベルが一旦、下がってしまった。(基本ルール通りです)

触れたラックを壁のように利用して挙上した。(これはその時の見え方によります)

バーベルがラックに触れてしまっても即座に失敗とはなりませんので諦めずに挙げきりましょう。

3番(黄)について

1番、2番以外の全ての失敗が該当しますのでかなり多く、複雑です。個別に紹介します。

身体の一部が試技中に浮いてしまうまたは動いてしまう

お尻が浮いたら失敗というルールをご存知の方は多いです。

しかしながら、浮いたら失敗になってしまうのはお尻だけではありません。

ベンチプレスの姿勢は頭、肩、お尻が全てベンチ台の上に、足の裏全体が地面の上に着いている状態を審判が確認した上でスタートのコールがかかります。

この接地しなければならない面が浮いたり、動きますと失敗と判定されます。

従いまして、頭、お尻、つま先、かかとが挙上中に浮いてしまった場合は失敗です。

多くの方が気付いていないのがかかとの浮きです。

挙上中に足が動いてしまったり、バーベルを握っている手が動いてしまっても失敗です。

接地面の浮きや移動に関する失敗はブリッジをしてベンチプレスを行う選手に発生します。

お尻の浮きに関しては判定が割れます

2番の時と同様、見る位置によって見え方が変わるためお尻の浮きは判定が割れます。

(余談ですが、怪我持ちの選手やテクニックのある選手はこの見え方の違いを利用し、あえて片方のお尻を浮かせて試技をすることがあります。)

また、脚で地面を蹴る選手は挙上時にお尻が収縮します。この収縮は失敗ではないのですが、誤審される審判がいらっしゃいます。

一時期、お尻の面積の50%以上がベンチ台に着かなければならないという解釈がIPFから出されたことがありましたが現在ではこの解釈は形骸化してしまい、よほど骨盤が立った極端なブリッジをしない限りお尻はついていると判定されます。

合図無視

ベンチプレスの試技はバーイズローデッドの声で入場します。

ベンチ台の上で仰向けになり、頭、背中、お尻、足の裏全体が着き、肘を伸ばしきった状態で胸の上でバーベルを順手に握り、構えます。この時、脚がベンチ台やベンチ台の支柱にふれてはいけません。

この状態を3人の審判が確認した上でスタートのコールがかかり、試技に入ります。

スタートがかかる前にバーベルを降ろし始めると失敗です。

バーベルを胸の上で静止させると審判からプレスのコールがかかるのでそれを聞いてからバーベルを挙上します。

プレスの見切り発車による失敗はベテランの選手でもたまにやってしまいます。

バーベルを挙上し終わり、肘が伸び切り、静止させますとラックのコールがかかり、バーベルをラックに戻します。

ラックのコール前にラックに戻すと失敗です。このミスは初心者に多いです。

スタート、プレス、ラック

この3種のコールを全て聞いていから次の動作を行うようにしてください。

リプレイスについて

まれにスタートではなく、リプレイスというコールとともにバーベルをラックに置き直しさせられます。

ちゃんと接地面が全て着いていて肘も伸びているはずはのに何故だ?

と、思われるかもしれません。

人差し指が81cmラインよりも外側でバーベルを握っていますとリプレイスがかかる事があります。

81cmラインとは下記の画像で紫の丸で囲んでいるローレット(シャフトに施されたギザギザの滑り止め)が無い箇所です。2つの紫の丸の間の長さが81cmです。

拡大しますと

このラインが人差し指で完全に隠れる握り方がルール上の最大幅の握り方です。

81cmラインが見える握り方は反則です。

ワイドグリップのベンチプレスを行う選手は人差し指が81cmを超えて握っていないか普段から気をつけましょう。

さて、この81cmラインの握りですが、ほとんどの場合で主審しか見えません。副審が二人とも手を降ろしていたとしても主審が81cmラインより人差し指が外側を握っていると判断した場合はリプレイス(ラックに戻せ)がかかり、バーベルが戻されます。

81cmラインが人差し指で隠れるよう握り直すまでスタートはかかりません。

バーイズローデッドから1分が経過するとタイムオーバーによる失敗試技となります。

プレス後にバーベルが沈む

プレスのコールの後にバーベルが一旦、身体に沈み込む挙動が見られますと失敗です。

普段からバウンドするようなベンチプレスを行う方はこのテクニックは試合では使えませんのでご注意下さい。

バーベルがセーフティラックに触れてしまう

これは初めて試合に出る方がやってしまうミスです。

セーフティラックは高い方が安全ですが、バーベルを降ろした時に触れてしまわない高さをウォーミングアップの台で確認してからセーフティラックの高さの申請を行って下さい。

なお、ラック及びセーフティラックの高さはバーイズローデッドがかかるまでは変更が可能です。ご自身に合っていない高さを申請していたことに気付いたらすぐにパソコンを打っている役員に修正の旨を申請しましょう。

ラックにバーベルを戻すのを怠った

ラックにバーベルを戻す時は補助がつきますが自力でも戻して下さい。

ここで落としたり姿勢が崩れますと3番の失敗判定がつきます。

ベンチプレスの複雑なルールには歴史あり

日本人のベンチプレス選手団は金メダルを量産する常勝軍団です。

特に、2000年代に日本人のテクニックを封印して勝たせないためにルールや解釈を二転三転させたため、非常に複雑になっています。海外の選手が日本人のテクニックを積極的に取り入れるようになってからはルールの変更は落ち着きを見せています。

テクニックを使わないベタ寝のベンチプレスの方は失敗判定にほとんど引っかかることはありません。

YouTubeやネットの情報だけで得たベンチプレスのテクニックで試合に出られますと上記の失敗ルールに引っかかってしまう事がありますので事前にパワーリフティング専門ジムのビジターを利用して見てもらうようにして下さい。

2017年度の選手登録

パワーリフティングの試合に出るためには年度の初めに日本パワーリフティング協会(JPA)のウェブサイトで選手登録を行う必要があります。

http://www.jpa-powerlifting.or.jp/registration_2017/

今年から団体登録選手も個人登録選手も登録費が値上がりしています。

個人の選手が3人集まって団体を作り、団体登録選手として登録しますと個人で登録するよりも一人当たりの費用は安くなります。

実際、4月9日に開催されます第45回大阪府パワーリフティング選手権大会・第19回大阪府クラシックパワーリフティング選手権大会でもこれまで個人登録だった選手が集まって新しい団体で登録されています。

将来的にも人数が増えますと負担は軽くなりますのでますは一緒のジムでトレーニングしている方や試合会場でよく話しかける選手と3人以上の団体を作ってみて下さい。

2017年和歌山県クラシックパワーリフティング選手権大会

2017年4月30日(日)に和歌山県立体育館補助体育館で開催されます

第5回和歌山県クラシックパワーリフティング選手権大会兼2017年えひめ国体和歌山県予選大会(ノーギア競技)

の情報を掲載しました。開催要項と申込書は下記のページに掲載しております。

主管協会は和歌山県パワーリフティング協会です。

和歌山県で行われる国体予選です。奮ってご参加下さい!

2017年度他府県競技会情報

 

パワーリフティングスクワットの判定について

パワーリフティングを初めた方にとって関門となるのがスクワットの判定です

スクワットが失敗となる理由

初心者の方でスクワットで失敗と判定される二大要因はしゃがみが浅いことと合図無視です。

失敗原因のおよそ95%以上がしゃがみが浅いためです。

まずは、ルール上どこまでしゃがまないといけないかについてですが、ヒップジョイント(足の付根)が膝より下がるまでしゃがまないといけません。

上記はスクワットの動作を横から見た模式図で赤丸がヒップジョイントで青丸が膝頭です。

この図では地面と平行までしゃがんでいますが、平行はヒップジョイントが膝頭より下がらないため失敗です。

これはギリギリですが、ヒップジョイントが膝頭より下がっているため成功です。

パワーリフティングを初めたての方にとってヒップジョイントが膝頭より下がるまでしゃがむのはとても難しいです。

これはしゃがんでいき、平行近くの高さからしゃがもうとする時に脚の付け根(股関節)がつっかえ棒のようになり、膝と上体が前方に倒れ込むように崩れてしまうからです。

ちょうど下記の映像がそれに当たります。

 

では、どうすれば崩れずにしゃがむことが出来るかについてですが

まずはシャフトだけで股関節と膝を割りながらまっすぐしゃがむ練習が必要です。

割りながらしゃがむイメージはこの画像のスクワットです。

この時に誰かに見てもらい、ちょうどヒップジョイントが降りた位置を覚えます。

その後に使用重量を上げていきます。

しゃがみ方が完全に変わるためしばらくは重い重量があがらなくなりますが、根本的なしゃがみ方を変えないとこの問題は絶対に解決しません。

次に初心者の方で多いのが合図無視です。

合図無視は地方大会ではよく起こるため審判によってはおまけで白判定をすることもありますが、ルール上は失敗です。

試合全般のコール

試技を行う準備が整った時、Bar is loaded(バーイズローデッド)と合図がかかります。この合図を聞いてからバーベルが設置されたラックまで移動します。

スクワットのコール

バーベルを担ぎ、姿勢を伸ばし、前を向きます。

膝関節及び背中が伸びている状態を審判が確認しますとSquat(スクワット)とコールします。

このスクワットを聞いてからしゃがみ始めます。

しゃがみ終わり、再び膝関節及び背中が伸びている状態を審判が確認しますとRack(ラック)とコールします。

このラックを聞いてからバーベルをラックに戻します。

初心者の方は緊張と試技をするだけで精一杯なのでこのコール無視はみなさん必ず一回はやってしまいます。

それ以外の失敗

挙げている途中でバーベルが下がってしまい、挙げ直した場合は失敗です。

ただし、バーベルが途中で一瞬だけ止まり、挙げ直した場合は成功です。

スクワットからラックまでのコールの間で足がずれてしまった場合は失敗です。

パワーリフティングの判定について

パワーリフティングの判定は三人の審判(主審、副審、副審)が成功判定は白、失敗判定は赤をあげます。白3または白2赤1で成功です。

主審の判定が副審に優越することはありません。完全に多数決です。

審判を監視する役で陪審員が存在します。

陪審員は試合全体を見ながら、陪審員は白2赤1または白1赤2と、判定が割れた時に審判が不可解な判定をしていたと判断した場合はその判定を覆すことが出来ます。

白3本または赤3本の判定の時は判定を覆すことが出来ません。

選手からの抗議を受け、判定について再評議するのも陪審員の役割です。

失敗判定の場合、審判は失敗理由をナンバーにより表示します。

このナンバーを覚えておくと何故失敗したのかがその場で分かります。

スクワットのナンバーは下記のとおりです。

1番:しゃがみが浅い

2番:バーベルが途中で下がった 前傾姿勢がひどい

3番:1番と2番以外の失敗は全て3番のナンバーになります。主に足がずれた、合図無視があります。

まとめ

以上がスクワットの判定についてです。初めてパワーリフティングの競技会に出られる方、競技会に出て間もない方はまずは白判定がもらえるまでしゃがめるように練習を行って下さい。

パワーリフティングの試合ではコスチュームチェックが行われます

パワーリフティング競技におけるコスチュームチェックとは

パワーリフティングの試合に出たことが無い方やノーギアだけでしばらく試合から遠ざかっていた方はコスチュームチェック??と、思われるかもしれません。

コスチュームチェックとは試合に出るための服や道具類が試合ルールに適合しているかどうかチェックすることです。

自分自身の試合が始まるまでにコスチュームを審判に見てもらい、合格の判子をもらう必要があります。

国体の公開競技となったことにより、地方大会が国際の予選会を兼ねることになりました。

そのため、2017年現在では地方大会でもコスチュームチェックが行われます。

以前は地方大会のコスチュームチェックはフルギアのみ行われていましたが、今はノーギアでも行われます。

コスチュームチェックを行うところは会場のどこかに長机が配置されており、選手が大きな鞄を持って並んでいるので一目で分かります。分からない場合は受付で場所を確認しましょう。

大阪府協会が主管する大会には開催要項内に使用できる服装の例を記載しておりますので必ずそれを守って下さい。

事前に情報公開を行っておりますので試合当日にルールに適合しないコスチュームを持ち込まれた場合は試合の出場をお断りしております。

ノーギアのコスチュームチェックを行っていて多いトラブルが、

Tシャツとベルトです。

パワーリフティング競技に出場可能なTシャツ

Tシャツですが、丸首の綿かポリエステルの半袖Tシャツを試合会場に持ってきて下さい。

タンクトップ、ノースリーブ、肘を超える長袖、Vネック、Uネック、ボタンダウン、ポケット、ジッパー、強化とみなされるステッチワーク、デニム、うねり織りはコスチュームチェックが合格となりません。

競技上有利にはなりませんが世界パワーリフティング連盟のルールでこれらの要素は禁止とされています。

また、持ち込みが多いのがコンプレッションウェア。これも禁止です。

ポリエステルやナイロンの場合、伸縮性の有無をコスチュームで確認します。

伸縮性がある場合はコスチュームチェック不合格となります。

パワーリフティング競技に出場可能なトレーニングベルト

トレーニングベルトもTシャツと並んでコスチュームチェック不合格が多いです。

下記が世界パワーリフティング連盟(IPF)が規定するベルトの規格です。

素材と構造
①ベルトは皮またはビニール製のもの、1層もしくは2層以上の場合には、接着剤または縫
い合わせ均一になっていること。(背の部分だけが厚くなっているようなものは使用でき
ない)
②補強の目的でパッド、金属などをベルトの表面や層の間に取り付けてはならない。
③バックルはベルトの端に縫うかピンなどで取り付ける。
④「クイック・リリース」ベルトを使用しても良い。
⑤皮製のループをバックルのそばに縫うかピンなどで取り付ける。
⑥ベルトの外側に選手の氏名、国、州の名称等を記入しても良い。
(b)寸法
①ベルトの幅は10㎝以内
②ベルトの厚さは13㎜以内
③バックルの内側の幅は11㎝以内
④バックルの外側の幅は13㎝以内
⑤ループの幅は5㎝以内
⑥ベルトの端とループの端までは15㎝以内

腰にパッドが入っているベルトはコスチュームチェックが不合格となります。

そして、ベルトのループ(ベルトの端を通すための輪)が二本以上ある場合(原文:A tongue loopによる)もコスチュームチェック不合格となります。

このパッド入りとダブルループはベルトの不合格原因ツートップです。

地方大会ではメーカーのスポンサーロゴは全て使用可能です。よくあるのがゴールドジムのロゴをテープで貼ってコスチュームチェックを通す方がいらっしゃいますが、地方大会ではその必要はありません。

落とし穴があるのがリストラップ

地方大会ではリストラップは世界パワーリフティング連盟(IPF)の規格に適合していれば全て使用可能です。

ただ、例外があります。過去にIPFの公認を取っていて現在はその公認が失効してしまったメーカーのリストラップです。

具体的にはAPTとダブルゴールドというメーカーの製品が該当します。

これらのメーカーのリストラップは持ち込まれてもコスチュームチェック不合格となります。

昔からパワーリフティングをされている方の持ち込みがしばしば見られます。

まとめ

パワーリフティングは力比べ自慢ではなく世界連盟の制定したルールがあるスポーツです。

スポーツの価値を損なわないためにはルールを守って競技をしなくてはいけません。

お手持ちの道具がコスチュームチェックに通らない場合は下記のような世界連盟公認品や世界連盟の規格に即した道具を販売しているショップから購入しましょう。