【初心者向けパワーリフティングのコツ】スクワットの判定基準

パワーリフティングを初めた方にとって関門となるのがスクワットの判定です。

スクワットが失敗となる理由

初心者の方でスクワットで失敗と判定される二大要因はしゃがみが浅いことと合図無視です。

 

失敗原因のおよそ95%以上がしゃがみが浅いためです。

まずは、ルール上どこまでしゃがまないといけないかについてですが、

ヒップジョイント(足の付根)が膝より下がるまでしゃがまないといけません。

上記はスクワットの動作を横から見た模式図で赤丸がヒップジョイントで青丸が膝頭です。

この図では地面と平行までしゃがんでいますが、平行はヒップジョイントが膝頭より下がらないため失敗です。

これはギリギリですが、ヒップジョイントが膝頭より下がっているため成功です。

パワーリフティングを初めたての方にとってヒップジョイントが膝頭より下がるまでしゃがむのはとても難しいです。

これはしゃがんでいき、平行近くの高さからしゃがもうとする時に脚の付け根(股関節)がつっかえ棒のようになり、膝と上体が前方に倒れ込むように崩れてしまうからです。

ちょうど下記の映像がそれに当たります。

 

では、どうすれば崩れずにしゃがむことが出来るかについてですが

まずはシャフトだけで股関節と膝を割りながらまっすぐしゃがむ練習が必要です。

割りながらしゃがむイメージはこの画像のスクワットです。

この時に誰かに見てもらい、ちょうどヒップジョイントが降りた位置を覚えます。

その後に使用重量を上げていきます。

しゃがみ方が完全に変わるためしばらくは重い重量があがらなくなりますが、根本的なしゃがみ方を変えないとこの問題は絶対に解決しません。

しゃばみの深さの次に多いのが合図無視です。

合図無視は地方大会ではよく起こるため審判によってはおまけで白判定をすることもありますが、ルール上は失敗です。

試合全般のコール

試技を行う準備が整った時、Bar is loaded(バーイズローデッド)と合図がかかります。この合図を聞いてからバーベルが設置されたラックまで移動します。

スクワットのコール

バーベルを担ぎ、姿勢を伸ばし、前を向きます。

膝関節及び背中が伸びている状態を審判が確認しますとSquat(スクワット)とコールします。

このスクワットを聞いてからしゃがみ始めます。

しゃがみ終わり、再び膝関節及び背中が伸びている状態を審判が確認しますとRack(ラック)とコールします。

このラックを聞いてからバーベルをラックに戻します。

初心者の方は緊張と試技をするだけで精一杯なのでこのコール無視はみなさん必ず一回はやってしまいます。

それ以外の失敗

挙げている途中でバーベルが下がってしまい、挙げ直した場合は失敗です。

ただし、バーベルが途中で一瞬だけ止まり、挙げ直した場合は成功です。

スクワットからラックまでのコールの間で足がずれてしまった場合は失敗です。

パワーリフティングの判定について

パワーリフティングの判定は三人の審判(主審、副審、副審)が成功判定は白、失敗判定は赤をあげます。白3または白2赤1で成功です。

主審の判定が副審に優越することはありません。完全に多数決です。

審判を監視する役で陪審員が存在します。

陪審員は試合全体を見ながら、陪審員は白2赤1または白1赤2と、判定が割れた時に審判が不可解な判定をしていたと判断した場合はその判定を覆すことが出来ます。

白3本または赤3本の判定の時は判定を覆すことが出来ません。

選手からの抗議を受け、判定について再評議するのも陪審員の役割です。

失敗判定の場合、審判は失敗理由をナンバーにより表示します。

このナンバーを覚えておくと何故失敗したのかがその場で分かります。

スクワットのナンバーは下記のとおりです。

1番:しゃがみが浅い

2番:バーベルが途中で下がった 前傾姿勢がひどい

3番:1番と2番以外の失敗は全て3番のナンバーになります。主に足がずれた、合図無視があります。

まとめ

以上がスクワットの判定についてです。初めてパワーリフティングの競技会に出られる方、競技会に出て間もない方はまずは白判定がもらえるまでしゃがめるように練習を行って下さい。

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